2本目のアコースティックギター選びは、単なる「買い替え」ではなく、自分の音楽性を広げるための「パートナー探し」です。1本目のギターで培った経験をもとに、次は「音色の違い」や「演奏スタイル」にこだわった1本を選びたいですよね。
今回は、脱・初心者を目指す方にふさわしい、2本目の相棒としておすすめのモデルをタイプ別に厳選してご紹介します。
2本目選びの正解は「1本目と違う個性」を持つこと
2本目を選ぶ際、最も重要なのは「今持っているギターと何が違うか」です。
• ボディサイズを変える: パワフルな「ドレッドノート」なら次は繊細な「000(トリプルオー)」など。
• 木材の構成を変える: 明るい「マホガニー」なら次は重厚な「ローズウッド」など。
• 単板(ソリッド)へステップアップ: 音の深みと成長を楽しむなら、オール単板モデルが狙い目です。
スタイル別・おすすめの「2本目の相棒」3選
王道の響きを一生モノに|Martin(マーティン) D-28 Standard
「いつかはマーティン」という憧れを形にするなら、やはりD-28は外せません。
• 特徴: アコースティックギターの「基準」とも言われるモデル。オール単板のシトカスプルースとローズウッドが織りなす、深く豊かな低音と煌びやかな高音が魅力です。
• こんな人におすすめ: ストロークを主体に、迫力あるサウンドで歌いたい方。
ソロギターや繊細なプレイに|YAMAHA(ヤマハ) Lシリーズ(LS26 AREなど)
日本の技術力が詰まったYAMAHAのLシリーズは、2本目として非常に満足度が高い選択肢です。
• 特徴: 独自の「A.R.E.」技術により、新品ながら長年弾き込まれたような熟成された鳴りを楽しめます。特に小ぶりな「LS」サイズは、一音一音の分離が良く、フィンガーピッキングに最適です。
• こんな人におすすめ: 繊細なメロディを奏でたい方、手の馴染みやすさを重視する方。
渋いルックスと歯切れの良い音|Gibson(ギブソン) J-45 Standard
ロックやブルースを感じさせる独特の「ジャカジャカ」という枯れたサウンドなら、Gibson J-45一択です。
• 特徴: 「ワークホース(頼りになる馬)」の愛称通り、どんな現場でもタフに使える1本。マホガニー特有の温かみがありつつ、エッジの効いた中音域が歌声を際立たせます。
• こんな人におすすめ: ギターボーカルとして、パーカッシブなストロークを楽しみたい方。
購入前にチェックしたい「中級者のこだわりポイント」
2本目ともなれば、カタログスペック以外の部分にも目を向けてみましょう。
• ナット幅: 43mmか44.5mmか、わずかな差ですが弾き心地に直結します。
• 弦高のセッティング: 自分のプレイスタイルに合わせて調整しやすいモデルか確認しましょう。
• ピックアップの有無: 今後ライブや配信を考えているなら、最初から高性能なエレアコ仕様を選ぶのも賢い選択です。
まとめ
2本目のギターを手に入れると、1本目の良さも再発見できるようになります。
「次はどんな曲を弾きたいか?」を想像しながら、最高の相棒を見つけてくださいね。
ショップで試奏する際は、ぜひ同じフレーズを複数のギターで弾き比べて、「自分の耳が一番心地よいと感じる音」を選んでみてください。