2022年、デビュー25周年を迎えた「ゆず」。
リーダーの北川悠仁(きたがわゆうじん)さんは、これまで数々のギターを使用してきています。
これを読んでくれているあなたは「ゆずっ子」でしょうか?もし、そうであれば一緒に北川さんが使ってきたギター達をゆずのミュージックビデオと共に振り返っていけたらなと思います。
ライブでの使用ギターをまとめた記事はこちら
北川悠仁さんの使用ギターに見える特徴
初期の頃から見えてくる特徴としては、「自分の好きなアーティストと同じモデルのギターを使用する」、「ギターのビジュアルも大切にしているように見える」というところのような気がします。
私も実際、北川さんへの憧れから安物ですが同じアコースティックギターを購入したことがあります(その辺は、後で軽く触れますw)
やはり、テンション上がるものですね。
ビジュアルに関しても、特徴のあるイラストが描かれたアコースティックギターを何本も使用しています。
曲やアルバムの世界観をビジュアル面からも見せていきたいのがすごく伝わります。(ただ、保管が大変そうw)
北川悠仁さんがMVで使用してきたギター達
今回は、ゆずのミュージックビデオで北川悠仁さんが使用してきた数々のギターを曲と共に振り返りながら紹介していこうと思います。
さすがに25年分ともなると数が多いですが「あ〜この曲懐かしい〜」とか思い出しながら読んでくれると嬉しいです。
抜けているところもあるかもしれませんが、そこは心の中に留めておいて下さいw
紹介していくギターが下記の6本です。
- TAKAMINE(タカミネ)PT-108
- Gibson(ギブソン)J-160E
- Epiphone(エピフォン)TEXAN(テキサン)
- GRETSCH(グレッチ)DuoJet(デュオジェット)
- Gibson(ギブソン)Hummingbird(ハミングバード)
- Gibson(ギブソン)Dove(ダヴ)
TAKAMINE(タカミネ)PT-108
ゆず結成の頃から路上ライブで愛用していたのがTAKAMINE(タカミネ)のPT-108です。
このギターはサブリーダーの岩沢厚治さんと一緒に東京のお茶の水(日本最大級の楽器店だらけの街)で購入したそうです。
メジャーデビュー前の曲、「地下街」や「なにもない」で使われています。この頃の「ゆず一家」や「ゆずマン」は岩沢さんの作詞作曲の歌が多いんですね。そして、出身地の横浜で撮影されてます。
そこから20年以上経って「公園通り」で久しぶりのミュージックビデオで登場します。この曲はデビュー当時の頃を歌っているようで、実は2番の歌詞でタカミネのアコギを買いに行くっていうところがあるんですよね。
(ゆず公式YouTubeチャンネルより)
このアコースティックギター、現在では生産も終了していて中古でなんとか探すってことになるのですが、新品だとTAKAMINE(タカミネ)PTU121Cというギターがビジュアルもほぼ同じですので、よかったらテェックしてみて下さい。
Gibson(ギブソン)J-160E
北川さんの代表的なアコースティックギターといえばJ-160Eです。元々、ジョン・レノンやビートルズメンバーが使用していたことで有名だったギターですが、ビートルズが好きな北川さんもファンとして手に入れて独特なサウンドに魅了されたのだと思います。
「栄光の架橋」や「いつか」、「アゲイン2」や「友達の唄」など一番多くのミュージックビデオでも使用されています。
(ゆず公式YouTubeチャンネルより)
「いつか」のMVから「陽はまた登る」のMVくらいで見比べてみると、使い込み具合がわかると思います。
路上ライブ時代から数々の場面で使用してきたので、かなり弾いた時に出来る傷がありますが今も大事に使われています。
一応、サブとしての同機種もありライブでもたまに使用していたり、限定の白いJ-160Eや2021年の紅白歌合戦や2022年のツアーからチェリーバーストっぽい色の新しいJ-160Eも使用しています。この新しいJ-160Eがおそらく特注で製造された物なんじゃないかなと思っているのですが、いまだに謎なので誰か知ってる方がいたら教えてほしいですw
Epiphone(エピフォン)TEXAN(テキサン)
2003〜2006年くらいにメインギターになっていたのが、エピフォンのテキサンです。
このアコースティックギターもポールマッカートニーが使っていることで有名なギターであり、北川さんもナチュラルカラー、チェリーバースト、レッドカラーとわかっている限りで3本所有しているみたいです。
「3カウント」「超特急」「ストーリー」「Green Green」などJ-160E同様、色々な時期にライブやミュージックビデオに登場しているなというイメージがあります。
(ゆず公式YouTubeチャンネルより)
実は、私もすごい安いモデルですがテキサンを所有しています。たまたま立ち寄った楽器屋に新古品として置いてあり少し弾かせてももらい翌日の仕事終わりに問い合わせて即買いしました。
(画像が私の所有するテキサンです)
最初の方でもお話ししましたが、やはり憧れのアーティストと同じだと思うとものすごくテンション上がりますし、10年以上経った今でも一番よく弾くアコースティックギターです。
GRETSCH(グレッチ)DuoJet(デュオジェット)
2000年にリリースされた「嗚呼、青春の日々」のミュージックビデオで登場したエレキギターがグレッチのデュオジェットです。
爽やかなフォークサウンドを出し続けてきたゆずがガラッとイメージを変えてきたなと思わせてくれたのがこの曲。
MVもこれまでとは違ったテイストで、ゆずの2人が黒いスーツでがむしゃらにバンドと共に歌うという姿は当時のファンの方々は驚いたのではないかと思います。
当時の爽やかフォークのイメージを覆したいという思いから、エレキギターの音量をそれまで以上に前に出している曲で、今でもライブでは盛り上がる曲ですし意外と弾き語りでよく歌っているイメージも強いです。
そんなMVで使われていたデュオジェットですが、今でもライブで使用している事があり、ゆずサウンドに欠かせないエレキギターだなと思います。
Gibson(ギブソン)Hummingbird(ハミングバード)
ギブソンの中でも特徴的なビジュアルとキレの良いサウンドで人気のハミングバード。
実は、北川さん所有のハミングバードはライブでは一度も登場したことがなく、ミュージックビデオで数回登場したことのあるファンの間ではSNS等で見かけた方も多くいると思いますが、そこまで詳しくない方々にはレアな部類に入るアコースティックギターだと思います。
「歩行者優先」「今夜君を迎えに行くよ」「ポケット」などのミュージックビデオに登場しており、曲のイメージに合わせて使用しているんだなと個人的には思っています。
(ゆず公式YouTubeチャンネルより)
元々、購入した時点でピックアップの付いていない状態だったらしく「良い音だしもったいないな、このままにしたいな」という気持ちから、生音仕様のままレコーディング等で使うことになったそうです。
Gibson(ギブソン)Dove(ダヴ)
ギブソンの中でも先ほどのハミングバードと同じく人気があるのが、ダブというアコースティックギター。
「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜」の主題歌になった「OLA!!」という曲のミュージックビデオに登場しております。
(ゆず公式YouTubeチャンネルより)
このMVにサウンドプロデューサーのヒャダインさんも出演されてるんですよね。最近だと、ポケモンの人ってイメージが強いヒャダインさんwですが、ゆずとも2013年リリースの「REASON」から何度か一緒に作曲活動をされています。
そんなMVで使われていたダブですが、この頃のライブツアーや20周年ドームツアーでよく使われていました。
まとめ
これまでのゆずのミュージックビデオを振り返っても北川悠仁さんのギターの豊富さには圧倒されるものがあるなと思いました。
また、ギターを使用していないミュージックビデオでも爽やかさ、真面目さ、ゲスト俳優による曲の世界観など色々な顔を曲と共に我々に見せてくれています。
初期の頃から最新の曲まで、ゆずの進化を辿ると共に使用しているギターにも注目していき次なる曲へと期待を膨らませていきたいものですね。