路上ライブをやっていた自分があの頃欲しかったアコギ

2003年から北海道札幌市で私は高校の時の同級生と音楽デュオを組み数年間、狸小路というアーケード街や大通公園などで路上ライブをして歌を歌っていました。

社会人になって一度解散をし、数年後に再結成を果たし路上ライブから市内のライブハウスでの活動にシフトチェンジ。数年そういった活動を行い、自然消滅。

そんな路上ライブから始まった私が「あの頃あのギター欲しかったな」と思ったアコースティックギター、憧れから本当に買ったアコースティックギターなどを紹介していきたいなと思います。

完全に自己満であり自己紹介に近い文ですw

アコースティックギターに出会ったきっかけと路上ライブを始めたきっかけ

当時、中学生だった私は万年補欠のサッカー少年でした。実力はないけどサッカーが好きな気持ちだけで引退まで頑張ってました。

部活も引退してサッカーとも少し離れて受験に向けてやっていかなきゃなっていう時に、同級生に勧められた「ゆず」を聴き始めたのがその後の自分においてのターニングポイントとなりました。

最初は、なんとなく聴いていたゆずにどっぷりハマり色々な曲を調べ、当時のラジオ番組も聴くようになり「あっ、アコースティックギターやってみたいな」という感情が出始め、祖父に無理を言って安いアコースティックギターを買ってもらいました。

そこから猛練習!!…というわけにもいかなく、そこそこの練習で辞めてしまいます。

それから数年後、高校生だった私はサザンやミスチルなど色々な音楽を聴き始めながらも暇を持て余し奥底に片づけられていたアコギを取り出し練習を再開。ひたすら、コードを覚えてゆずの楽曲を練習。半年くらいは友達ともあんまり遊ばずに自宅でアコギばかり弾いてたような気がしますw

母親には「近所迷惑だ」と言われながらも弾き続けてました!!

ある程度弾けるようになってくると、次は「路上ライブやってみたいな」となってくるわけです。ただ、「下手くそが1人でやんの?」「やっぱり恥ずかしいな」と陰キャたっぷりの感情で止めようと思ったのですが、その時に読んでいた漫画「BECK」のセリフで「演奏が上手くなるまで待ってたらすぐにジジイになってステージに立てなくなるよ。大事なのはテクニックじゃないんだ、すぐに演ればいい。見る前に跳べだよ」という言葉に刺激され(単純w)1人で大通公園で路上ライブを敢行しました。

まあ、見事に何も得る事なく終えるわけなのですがw

それから、高校を卒業し市内の専門学校へ進学。このタイミングも不思議なもので、高校3年生の時の友達(以降、相方)が同じ系列の専門学校への進学が決まったのをきっかけに仲が良くなり、共通で音楽が好きっていう事もあり「一緒に路上ライブやってみない?」という話になりデュオを結成。

ゆずのカバーから始まり、数ヶ月後にはオリジナル曲を作り始めて月に2〜3回のペースで雨でも風でも極寒の真冬でも路上ライブを行い、その中で知り合った人達のおかげでライブハウスでの演奏や地域コミュニティFMに出演したりと頻繁に活動していました。

真冬の札幌の路上ライブは手の感覚がなくなるほど寒かったですw

社会人になって一年経ったくらいに私が仕事の都合で札幌を離れなきゃ成らないというタイミングで話し合いの結果、デュオとしては解散という形を取りました。

数年後、私は札幌に戻り、相方は解散後に活動していたデュオを解散し、またちょくちょく会う事になっていた時に再結成の話に。

その時新婚だったのですが、OKくれた妻はいまだにすごいなと思ってますw

再度、路上ライブから始め、解散前に出てたライブハウスへの出演や新たなライブハウスへの出演、イベントでバンドをバックにカバー曲を演奏したりと活動ペースは少ないながらも充実した活動をしていました。

その後、活動ペースが合わなくなったりなど色々あったのですが、デュオは自然消滅。相方とはめっきり会わなくなりましたが時々、連絡を取り合うくらいの関係になりました。

あの時欲しかったアコギ、あの時買って良かったアコギ

そんな音楽生活の中では数えきれないくらい楽器店に足を運んでました。基本的には、ピックや弦などのパーツを購入するのが目的でしたが何回も足を運んでたり、新しいアコースティックギターを購入したりすると店員さんとも顔見知りになったりして色々なギターを試奏させてもらうことも増えるんですよね。

慣れてくると、知らない楽器店でも気になるアコギあると試奏させてもらう事が今もあります。
その中で、試奏して欲しくなったアコースティックギター、実際に購入したアコースティックギターを紹介していきます。
  1. Gibson(ギブソン) J-45
  2. Epifhone(エピフォン) J-45
  3. Epifhone(エピフォン) EJ-160E
  4. Epifhone (エピフォン)TEXAN(テキサン)

Gibson(ギブソン)J-45

最初は、王道のギブソンです。このアコギは私が初めて弾いたギブソンのアコギで今も人気の高い機種です。当時は安っぽいアコギしか弾いてなかったので、ギブソン特有のドスンとした鳴りに感動しちゃいました。

路上ライブでマイクなしの生声でやってたので、ストロークで弾いた時のお腹に響く爆音は目立つ存在になったんだろうなと思います。実際に当時の路上ライブやっている人の中でも使用されている方もいました。

試奏させてもらった楽器店がよく行ってて店員さんも知り合いだったので、30分くらい延々と弾かせてもらいました。(マジ迷惑な客ですねw)

【詳しくはこちら】

Gibson J-45 Standard Vintage Sunburst エレクトリックアコースティックギター

 

Epiphone(エピフォン)J-45

先程のギブソンを弾かせてもらった数ヶ月後に、新しいギターを実際に買おうと思って色々なアコギを試奏させてもらっていた中の1本がEpifhone(エピフォン)のJ-45でした。

結果的に、このアコギは購入しなかったのですがエピフォンのアコギ自体は欲しかったんです。当時のエピフォンのアコギってピックアップがついてる機種が少なくて泣く泣く諦めたんですよね。

ライブハウスでも使えるやつが欲しくて購入したのがSTAFFORDのSAD1000という真っ赤なアコースティックギターでした。

今はもうないのかな?SAD600という機種が主流みたいですね。

【詳しくはこちら】

Stafford SAD-600/WR

当時のエピフォンのJ-45に今のJ-45みたいにピックアップが搭載されていたら迷わず購入していたと思いますが、SAD1000も良いアコギですし、今も大切に使っているアコースティックギターです。

【詳しくはこちら】Epiphone/Slash J-45

Epiohone(エピフォン)EJ-160E

ゆずに憧れアコースティックギターを始めた人間としては、やはり同じアコギが欲しい、しかしギブソンは高い、そう思っていた時に楽器店で見かけたのがEpiphone(エピフォン)EJ-160Eでした。

北川悠仁さんが使用しているGibson(ギブソン)J-160Eのエピフォン版です。価格的にもギブソンの半分以下の値段で人気の機種です。元々、ジョンレノンが使用していたことで有名だったので、ビートルズファンの方がけっこう購入していたみたいです。

私も欲しい機種だったのですが、このギターはエレキギターで使用されているピックアップを搭載しており基本的にエレキギターの弦で演奏しなければならないのです。ギブソンも同じくで北川さんはアコギ用のピックアップを別で搭載しています。

そうなった時に、ライブハウスでデュオで活動をしていた当時の私には必要性を感じなくて購入を諦めました。

ただ、このエピフォンEJ-160EギブソンJ-160Eは常に購入野望があるギターです。

【詳しくはこちら】

Epiphone(エピフォン)/Limited Edition EJ-160E

Epiphone(エピフォン)TEXAN(テキサン)

そんなゆずに憧れてやっと購入したのが、Epiphone(エピフォン)のTEXAN(テキサン)です。

このアコースティックギターもポールマッカートニーが使用していることでも有名です。

元々、欲しいなと思っていたギターで復刻版が販売開始していた時期だったのですが、この頃の札幌の楽器店には全然置いてなかったんです。

そんな事もすっかり頭から抜けて忘れていたんですよね。でも、出会ってしまったのです…

仕事の忘年会の前に何件か楽器店をふらふら見てたんです。(楽器店でギター見てるだけで幸せなタイプ)一番最後に、たまにしか行かない楽器店に立ち寄った時、レジの後ろの壁に掛けられてるテキサン!!もうこの時点で大興奮ですよw

店員さんに聞いてみたら、新古品のテキサンで全然使われてないから綺麗な状態ですよと教えてもらい少し弾かせてもらい「こりゃ買うなら今でしょ」「いやいや、これから飲み会だ」という頭の中での論争を終えて楽器店を後にしたのですが、どうしても頭から抜けず翌日の仕事後に問い合わせて買いに行きました。

ようやく手に入れたエピフォン、しかもテキサン、本当に今も一番弾いているアコースティックギターです。

ストロークでの乾いた音とアルペジオでの優しい音もすごく良くて、これは一生物だなと思ってます。

【詳しくはこちら】

Epiphone Masterbilt Texan Faded Cherry

まとめ

完全自己満な私のダラダラとした文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

ギターも人と同じで一期一会なのかなと書きながら思いました。最後に書いたテキサンは本当に「あの時購入して良かった」「あの時購入してなかったら後悔してた」愛機となってくれました。

路上ライブを通して色々な人達と出会い、色々なアコースティックギター達と出会えた事は良い経験であります。

また、これから出会うかもしれないアコースティックギターにもワクワクしながら楽器店には立ち寄りたいなと思います。