【徹底解説】YAMAHA(ヤマハ)Lシリーズの選び方:LL, LS, LJの違いとモデル別の特徴

はじめに:YAMAHA(ヤマハ)Lシリーズとは?

「L = Luxury(豪華)」の名を冠したこのシリーズは、ヤマハのアコースティックギターの中でも伝統的なスタイルを継承する看板モデルです。

1974年の誕生以来、テリー・中本氏をはじめとする名職人たちの技術が注ぎ込まれ、数多くのプロミュージシャンに愛されてきました。

Lシリーズを象徴する「3つのボディシェイプ」

Lシリーズには、プレイスタイルに合わせて選べる3つの形があります。

LL(Original Jumbo)

ヤマハの伝統的な形状。豊かな音量とワイドなダイナミックレンジが特徴で、コードストロークからソロギターまで万能にこなせます。

LS(Small Type)

小ぶりなボディで抱えやすく、レスポンスが良いのが特徴。フィンガーピッキングを好む方や、長時間の演奏を楽にしたい方に最適です。

LJ(Medium Jumbo)

LLよりくびれが深く、座って弾いた時の安定感が抜群。力強い低音とキレのある高音が共存しており、ライブパフォーマンスでも映えます。

独自の技術「A.R.E.」の魔法

Lシリーズ(26グレード以上)の最大の特徴は、独自の木材改質技術A.R.E. (Acoustic Resonance Enhancement) です。

薬品を一切使わず、温度・湿度・気圧を精密にコントロールすることで、新品でありながら「数十年間弾き込まれたヴィンテージギター」のような熟成された豊かな鳴りを実現しています。

グレード別の特徴

6シリーズ(エントリー)

イングルマンスプルース単板をトップに採用。手頃な価格ながら、しっかりとした「Lの音」を楽しめます。

 

16シリーズ(スタンダード)

オール単板仕様。本格的な鳴りを求めるならここからが本番です。

 

26シリーズ(カスタム)

熟練の職人によるハンドメイド。装飾を抑えたヴィンテージライクな外観と、深い響きが魅力です。

 

36 / 56シリーズ(ハイエンド)

豪華なアバロン貝の装飾と、厳選された最高級の材を使用。まさに「芸術品」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

 

まとめ:どんな人におすすめ?

YAMAHAのLシリーズは、「国産ブランドの安心感」「時代に左右されない王道のサウンド」を求めるすべての人におすすめです。

初心者の方が最初に手にする「背伸びした1本」としても、ベテランが最後に辿り着く「終着点」としても、その期待を裏切ることはありません。